コタロウ、美術館デビュー。
今北九州市立美術館分館で
「世界の絵本作家展Ⅲ」(なんか全国回ってるみたいですよ!)
てのがあってて友達に誘われて行くことに。
エルマーやレオ・レオニの絵本の
原画があって興奮。
原画ってはじめて見たけど
ほんとに絵なんだ~って当たり前のことを
思ってしまった。
なんか勝手にパソコンとかで加工してんだろうとか思ってたけど
普通の紙(じゃないんだろうけど)に
色鉛筆や絵の具で描いてるんだ~って。
ほんと当たり前のことだけど
絵本になると感じられない絵の質感を感じられて楽しかった。
レオ・レオニなんてほんとに色んな紙をコラージュしてたからね。
今回初めて見た絵本で気に入った作家さんがいたので一冊購入した。
「チリとチリリ」シリーズ。
この本じゃ白すぎてあんまり伝わらないけど
全部色鉛筆で描いてて
カラフルで優しい。
物語りもファンタジーで私好み。
本屋さんや図書館で見たことない本な気がするけど売ってんのかな?
原画見たからあの絵がこうなるんだ!って思ったらなんかすごい。
初めての美術館、内容はよかったんだけどちょっとしたことがあった。
入る前に「触らないでください、お子様とは必ず手をつないでください」って言われ。
私達、「はい。」って言ったけど
2歳児2名なのでそんな簡単にいくわけもなく・・・。
うろちょろ走ったり、寝転がったり、触ろうとしたり。
そのたびにキラーンって感じで学芸員が注意に来る。
普通の声でしゃべっても周りが静かだから子どもの声だけ響いちゃう。
それでもそんなに大きな声じゃなかったんやけどな。
友達の子が繰り返しおんなじこと言ってたら
お客さんのおじさんに「あ~うるさい!!静かにしろっっっ!!!」って怒られた。
な~んかなぁ。誰のための絵本展なんやろう。
大人のため?子どもは楽しんじゃいけんの?
よっぽどなんか言ってやろうかと思ったけど
言われた友達はガマンしてたから私もガマンした。
でも物品販売のところで友達シクシク。
「悔しい・・・。」って言ってた。
子どもはなんも悪くないのに頭ごなしに言われたもんね。
コタロウも多少騒いでたから私もなんかへこ~ん。
でも、その時近くにいたおばさんがあとで
「女の子2歳くらいよね、しょうがないよね。怒られてたからかわいそうだなと思って。
かわいい声だから気にならなかったよ。」
と言ってくれたので、救われた。
美術館デビュー、色々考えさせられたほろ苦デビューでした。
その後、美術館でガマンさせてたから
外で思いっきり遊ばせた。
今日のお気に入りは松葉。
拾っては「ほ~い、ほ~い。」って言ってまいてた。
自由にさせすぎて遠くに行っちゃって
若いカップルに「迷子?」って心配されてた。てへっ。
あとハトおじさんに出会って
ハトの大群と遊んだ。
一人でおじさんに近づくコタロウ。めずらしい。
おじさんじゃなくてハトにか。
ハトおじさんかと思ったら
なんとお目当てはスズメだそう。
たまーにきてはパンくずをやるっていってた。
鳥インフルエンザ談義を少しして解散。
おじさんありがとう。
ハトに囲まれご機嫌なコタロウ。
そういえば、今日は友達の女の子の手を初めて自分から繋いだ記念の日でもあるな。
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